予約していたので、すぐに診察を受けられたのがほんまにありがたかったなー。
メソメソすんのはやめて、前向きになっていろんな情報を手に入れていたので、問診票には具体的な症状をびっしり書き込みました。
問診後に簡単な検査をして、「片頭痛と緊張型頭痛の症状はある。けれど脳脊髄液減少症の可能性も否定できない」とのこと。
腰から髄液を採取して調べてみることになりました。
もうここまできたら、痛い怖いて言ってられない。
ところが検査日の朝に先生から電話が入り、その前に造影剤を使ったMRIを撮ろうということに。
本日検査を終え、「脳脊髄液減少症」の診断が出されました。
これからは関西医大で治療や検査、入院等をすることに。
(…なるとこの時は思ってたけれど、実際にはそうはいかなかった。。。詳しくは入院生活をご覧下さいませ。。。)
この病気は実はまだ研究段階で、診断が確定するまでにかなりの時間を要する人も多いのだとか。実際に、私も違うとの診断を2回受けているし、今日病院で典型的な画像でしたと言われたときはなんだかホッと安心したところもある。
もちろん、病気との戦いはこれからなのだけど。
もしかすると長年悩まされてきためまいも、解消される日がくるのかもしれない。
この1か月、たくさんの人たちの力を借りまくってなんとかやってきた。
なかなか素直に甘えられない私の性格をわかってくれている友だちが、さりげなくいつも気遣ってくれて、ご飯やおかずを届けてくれる。温かいメールや、あほなメールを送ってくれる。病気のこと調べて情報くれたりする。「また飲みにいくで!」「またランチいこ!」「たまには休みってことやで」「子どもたちは任せとき」って言ってくれる。
幼稚園は役員もしてるのに、一緒に役員してる友だち2人もすごく心配して、検査後すぐにメールくれて、「大丈夫やからゆっくり休んで」と言って励ましてくれる。
大好きな仕事も、もう諦めないとあかんかなあと思ってたけれど、いまは治療を優先してはよ治して後から取り戻してくれとのこと。
旦那は洗濯をマスターしました(笑)
案外私はこうやってみんなに頼って生きてきたのかもしれないなと、そう思った。
もうちょっと素直に生きよう。40手前で思春期みたいな決意。
さて、これから本格的な治療開始。
予約するとすごい先になるから、週明けに紹介状もってひたすら待ちなさいとのこと。
もちろん、はよ治したいのでそうします。
治らなかったらどうしようと考えるより、治ったらこれもあれもしようと考えられるようになってきたのは、ちょっとした進歩かな。
ちょっと休憩して、しっかり治療します。
また報告しますね!
2014年9月12日金曜日
激しい頭痛の日々 その1
皆さま、お久しぶりです。
最近バタバタしておりまして、ようやく落ち着いたところでブログを。
病気ネタなので、もし苦手な方はスルーして下さいね。
さて、お盆に山口に帰省したのですが、実はほとんど寝たきりでした。
8月15日に激しい頭痛におそわれて、そのまま歩けない状態に。
熱中症かな?と思いながら横になると、ピタッと頭痛が止まる。
立ち上がると激しい頭痛&吐き気。
一体何しに帰省したんやろってくらい、ひたすら寝てる日々。
市販の鎮痛剤はまったく効かないので、大阪に帰る日を延長して山口の脳神経外科へ。
待合室でも1人だけ重病人みたいな感じで、受付に頼んでベッドに寝かせてもらい、診察後MRIを。診断は片頭痛。「え?片頭痛??」と少し腑に落ちない感じはしたけれど、薬をもらって実家に帰る。
薬を飲めども飲めども一向によくならない。というか、むしろ悪化している。
再度脳神経外科に行き、薬を変えてみることに。ダメだ、効かない。
また懲りずに病院に行き、いろいろ症状を伝えると、「横になると痛くない」の言葉に先生が引っかかった。
「…もしかすると脳の髄液が漏れてるかもしれません」
え、ええー!髄液?脳みそチューチュー吸うたろかって髄液のことやったんかなとか全然違うことを不謹慎にも考えたりした。
もう少し詳しく検査してみましょうとのことだったけれど、もう娘の小学校が始まってしまうので大阪に戻ることに。
「必ず頭痛専門の病院に行くように」と先生に言われ、痛み止めの薬をもらって実家に帰り、新山口までは山口の家族に連れられ、新幹線のなかではずっと横になり、新大阪まで旦那に車に迎えにきてもらい、なんとか帰宅。
大阪に病院は数多くあれど、自力で歩くことが困難な今、行ける病院は少ない。
ずっと通うことを考えて一番近くの脳神経外科に行くことに。
これがあかんかった。
歩くのがやっとの私とは違い、ほかはほぼ全員元気なおじいちゃんおばあちゃん。9時から診察開始なのに、8時前にやってきて、もうそこは憩いの場。猛烈な痛みの私をよそに、「あ、ちょっとー先週どないしてたん??」
「あー娘が遊びにきててな」
「あーうちの娘もこないだ来ててんけどな、絶対ラップとトイレットペーパー持って帰りよるねん」
「あ、〇〇さん、これこの前言うてた生協のお菓子の詰め合わせやで」
「そやねん、自分で買わんと絶対持って帰んねん」
「あのときな、絶対おかしいと思っててん。で、結局騙されてんねん。おかしいて言うたのに聞かへんから」
「あ、あれ、ゴミ箱どこやろ」
知らんわ!みんな静かに!!辛すぎて会話の内容をすべて覚えている私。
さんざん待ち続けた診察&2度目のMRIの結果
「片頭痛ですね。薬はもう飲まなくていい」とのこと。
もうなんだかよくわからないけど、ヒーヒー言いながら帰宅。
…ますますひどくなる痛み。
もう一度病院に行ってみると、今後は違う先生が。
またイチから症状を説明して、「髄液が漏れてるかもしれないって言われたんですけど」と聞いてみると、「画像を見る限りそれはないですね」とのことで、薬を変更して様子をみることに。
…だめです。痛すぎて気力がなくなる。
自分でもひたすら調べ続けて、片頭痛じゃないほかの痛みがあることに気づき、また憩いの場、じゃなくて病院へ出向き「先生、片頭痛のほかに緊張型頭痛もあるのではないでしょうか」と聞くと「そうですね」とのこと。そうですか。
緊張型頭痛は首や肩のこりからくるそうなので、鍼灸院に行ってみる。
何回通ったかな、4回は行ってると思う。
その間、実家から母がヘルプに来たり、旦那のお姉さんがご飯を作ってくれたり。この頃はもうなんでこんなことになってるのかというちょっとしたパニックと、子どものご飯を作れない悲しさでよく泣いてた。
鍼灸院はそれはもうとんでもない痛みで、僕の鍼は痛いのでギブアップする人も多いと言われたけれど、とにかく治りたい一心で耐えたなあ。
母や旦那が家事や育児を全面的にやってくれたので、横になる時間が増え、少し体調が回復。フルタイムで働く母は数日後に山口へ。
そんな日々が続くなか、なんとか元気なところをみせてやろうと、近くのうどん屋さんで夕ご飯を食べようと思い立ち、お風呂をすませて子どもたちと久しぶりに外出。
出て3分も経たないうちに、脂汗が出てきてその場にうずくまってしまった。
「なっちゃん、そう…ほんまにごめん。おうどんちょっと無理かもしらんわ。おうちで食べていい?」
「い、いいよ!どっちでもいいよ!何でもいいよ」
「冷凍してあるピザでもいい?」
「やったー!ピザ食べたいと思ってたー!いえーい」
うそやん。おうどん食べたいって言ってたやん。ほんま申し訳なくて、でも子どもの前で泣くわけにいかなくて。子どもたちの顔見れなかったなあ。
自分がどんなふうに外出して、車運転して、洗濯してたのか思い出せないくらい。
マイナスなことが書いてある記事なんかを見続けてしまったりして、ますます落ち込んでしまって、弱々しくなっていってしまった。
そんななかで、息子を迎えにいった帰り、偶然友だちの集団に出会う。
ものすごく久しぶりな感じ。
いろいろ話すなかで、不思議と元気になって、ほかの病院にいったほうがいいんちゃうんてことになり、帰宅後すぐに違う病院を予約。次の日には診察してもらえることになりました。
その2に続く。
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