2013年11月13日水曜日

キッザニア甲子園にいってきた。

友だちが招待チケットをゲットしたとのことでお誘いをうけ
幼稚園が終わってから、初めてのキッザニア甲子園へ。
息子は祖父母宅でお留守番。

あんなところまで運転する技術はないので、素直に電車でgo!
この日は招待客オンリーの日だったのか、比較的人も少なめ。
まずはパン屋さんを予約して、待ち時間の少ない占いへ。
これはお仕事をするのではないので、お金を払って占ってもらう。
キッザニアは基本的に子どものみで参加。親は蚊帳の外。

占いのあと、銀行口座を開設しにいく。
リアルすぎ。口座を開設したプレゼントとして、首からかける財布をもらう。
引き出し専用のATMがあり、キャッシュカードまでご丁寧にいただく。
よーできとる。

さて、パン屋さんでパン作りをと思った矢先、劇団員を募集しているとのことで
パンの予約をキャンセルして劇団員として働くことに。
演目は「オズの魔法使い」
キャンセルし直してまた時間が余ったので、アルバイトをしにいくことに。
ちょうどクロネコヤマトで募集していたメール便のバイトに応募。
地図と配達物を2セット渡されて、自分で配達しにいく。
業務が完了したら、お給料。
正社員よりは低い給料てのがリアルです。アルバイトは私服、正社員は制服着用。
稼いだお金で、パスポートを作ることに。
大使館でパスポート発行。大使館職員として働くこともできるようだったけれど
劇団員の仕事を予約しているので今回は見送り。

劇団員はまず練習から入る。その時点から親は完全にシャットアウト。
タリーズコーヒーで飲み物を買い、親はしばし休憩。
劇の開始時間に合わせて劇場へ。子どもたちが出てきた(笑)
完全なる脇役だったけれど、幼稚園の発表会よりちゃんとしていた(笑)
劇の様子は録画されており、DVDにしてプレゼントされる。すごいぞ。
次に参加したのは、街時計。30分ごとに鳴る時計に合わせて子どもたちが踊る。
これも30分くらい練習してるので、親めっちゃラク。
友だちとペチャクチャしゃべってて、忘れた頃に子どもが出てきた。
劇団員もこれもちゃんとお給料がもらえる。よく働く子たちだ。
次はEPSONでシールづくり。お絵描きラブな娘は楽しそうだった。

大人なら完全に残業時間帯の19時半、子どもたちはまだ働いておる。
最後のお仕事は、FM802のラジオDJ。
渡された原稿を順番に読んでいくのだけれど、たどたどしすぎて友と爆笑。
この放送内容もCDにしてくれてプレゼントしてもろた。

最後に、稼いだお金を全部銀行に預けて終了。ちゃんと利子つくようで。すごいな。
お金が貯まったら、高島屋でお買物することもできる。
働いて、稼いで、お金貯めて、欲しい物を買う。
そのシステムが、この小さな街にちゃんとある。

キッザニアが東京にできた頃、まだ私は独身だった。
確かメキシコに本社があったように記憶しているけれど
テレビでメキシコ・キッザニアの特集を見て、その子ども目線の内容に感動して
もし自分が将来結婚して子どもができたら、絶対連れて行きたい!とか思ってた。

パン屋さんでパンを作ったからパン屋さんになりたいと思ったとか
DJをやって楽しかったから将来はDJになりたいとか
そんなに単純な話ではない気がする。
だって、パン屋さんはキッザニアみたいに用意された生地を成形するだけじゃないし
DJにはアドリブが必要だ。
子どもって、なんとなくそのあたりもわかってるような気もする。

多分、多分だけど、キッザニアの目的は
職業を体験させて具体的な夢を持たせるってとこにあるのではなく
大人の世界をちょっと見せるってことだと思う。
キッザニアの街は夜の街。朝イチから空は暗く、ネオンが輝く。
なんでこんなに暗いんだろうなあと最初思ったけれど
「大人」を体験させる街なんだろうな、と。

将来の夢は?ってすぐ大人は聞いちゃうけど
子どもの夢はおっきくなること。大人になることやと思うなー
ほんで、夜は好きなDVD観てずっと起きていたいとか。そういう感じ(笑)

あー疲れたー、誰か洗濯してくれへんかなーとか
忙しい、忙しい!とか、ご飯作るのめんどくさいなーとか
こんな大人にはきっと夢もてないだろうという、私の毎日。
ちょっと反省した1日。

あーはやく大人になりたい!!って思えるような大人になりたいと
そう思います(笑)

キッザニア、予想以上にやりおる。なかなかやりおる。