2015年9月15日火曜日

ライターから編集者へ

9月になってしまいました。
またちょっと不調でダウンしてたのだけど、ダウンしてるのもなかなか暇なものです。
今日は椅子に座れる感じなので、仕事の合間にブログを更新。

どこから話を始めればいいのかわからないくらい更新が途絶えてるのだけど、とりあえず夏休みは終わりました。
というか「夏」そのものが、もはや終わってる感じですね……(笑)

今回は、仕事と体調と子どもについての3本立てでお送りします。
つまり、いつもと一緒です。


まず仕事。
会社員の方に比べると每日が綱渡りのような仕事ではありますが、おかげ様でとても順調。
半日かけて700円の記事を1本書くとかいう、ブラック企業もびっくりな仕事をしていた頃が、まるで遠い昔のよう……。
まあでも、油断しているといつまたその状態に戻るかはわからないので、常に今後の身の振り方について考えながら仕事してます。

最初は記事を書くライターの仕事を中心にしていたのだけど、それから校正の仕事が増えていき、最近はほぼ編集の仕事に。
出版社時代に、「あなたは一流の編集者になりたいと思ってるのか!?」と聞かれて、間髪をいれず「そうは思っていません!!」と上司に言ってのけたのは一体何だったのだろうと、他人事のように思う今日この頃。
医学の世界にあまり興味がもてずに辞めたのに、まわりまわって医療記事を編集している今。
不思議だ……結局もといたところに戻ってきている。

ただ、私はライターっていう感じじゃないなとは思いはじめていて。
私の場合、文字そのものに向き合っていることがとても楽しいのです。
そして、署名記事は書きたくない。
取材とかバリバリいって、キラキラ輝くというより、暗い部屋で辞書引きながら黙々と原稿に向かうほうが好き。
夕方になって幼稚園バスのお迎えにいくとき、久しぶりに光に当たって「まぶしい!!」と目を覆ってしまうモグラのような生活がいいのです。

うーんうーん、と随分悩んだ(気がする)末、残っていたライティングの仕事の継続をお断りすることに。
まあ、これで干されちゃったら自分の実力はそこまでってことで、また力を磨くしかないなあと覚悟していたのだけど、運よくそこから編集の依頼がいろいろと来て。
エイっと決断してよかったと今では思います。

編集のお仕事はライターさんを育てるという側面もあるので、今までより他の人と関わることができるようになったのもまた楽しい。
基本はモグラ生活なのだけど(笑)
なかには、クライアントと直に話をせずに案件を進めるというブロジェクトもいくつかあって、方向性についてあーでもないこーでもない……よし、これだ!エイヤっと独り言をブツブツ言いながらディレクションしていくことも楽しくなってきた気がします。

そんななか、最近思い出すのが、学校のときの国語の授業。
大して楽しい思い出はないのだけど、国語の問題ってもろに今の仕事に直結している感じがしてちょっと不思議。

「筆者が伝えたいことは何でしょう?」
「この段落で重要なことは何ですか?」
とかの設問は、ライターさんが書いた原稿を見ながら私が常に考えていることそのもの。
つまり、国語の時間というのは、本の読み方や楽しさ、言葉のおもしろさを学ぶ絶好の機会だったのだなと。
漢字だって覚えろ覚えろって言われて練習帳書いてたけど、なんでこんなフクザツな形になっちゃったの?とか思う余裕があれば、もっと楽しかったはずなのになあ。

まあ、でも私が国語の先生になったら脱線ばかりしてちっとも授業が進まず、みんな空想癖がついてしまって受験に合格できない子が続出するに違いない。
でも、国語って結構役立つ授業やった“はず”なんだなあと今になって思いはじめてきた。
もう40手前だけど(笑)

最近よく組むディレクターさんといろいろ話をしていて。
ネットの記事は検索で上位に来ないと意味がないわけで、上位に来るようにSEOという何だかちょっとかっこいい名前のテクニックを使うのだけど、そのあたりの話をしているときに、「でも、一番大切なのは記事への愛です!」って急に言われて。
この人との出会いは運命だなと思った……くらいに(笑)とっても感動した。
まだまだ、いやいや、どんどんがんばれそう。

さて、次に体調。
がん検診のついでに血液検査を受けたら引っかかってしまいました。チーン。
LDLコレステロール値が低いので要検査とのこと。
つまり、悪玉コレステロールの数値です。

高いんやったら食生活の改善と運動すればいいのだろうけど、低いってなんだとなってしまった。
ベジタリアンでもないし、運動をハードにするわけでもないし。
「食べても食べても太らないってことはありませんか?」って聞かれたけど、そんな身体になれるものならなってみたいです、先生。

肝臓の数値は悪くないので、きっと甲状腺関係なんだろうなあ。
脳がちょっとトラブル抱えているんで……と先生に伝えたら、まずはそちらの先生に聞いてみたほうがいいかもしれませんねと言われてしまった。
でも、そちらの先生は「次倒れたら発症やから、来て。まあ、でも今度倒れたら遠いから来るの無理な状態やろし、近くの医大いっていーよ」というスーパー放任主義なので、グーグル先生に相談。
やっぱり甲状腺ぽいな~。

最近は、頭痛で寝込むよりも、めまいやどうしようもない倦怠感で動けなくなることが多くなってきているので、少しずつ身体が変化している感じもする。
急にスイッチが切れてしまって、そこからは寝るしかなくなってしまう。
普通はそんなに寝れないはずなのに、寝ても寝てもまだ寝れる状態に。
まさに冬眠状態。

他人事のように冷静な自分に時々笑ってしまうのだけど(笑)、まあ、うろたえたところでどうにもならないので、慎重に様子をみながら、唯一脳の病院で言い渡された注意事項の「無理のない生活を続ける」ことを守るしかないかな。

一人で遠出するのは、また無理になってきた感じ。
まあ、これもボチボチやっていこう。

最後に子ども。
息子は運動会のリレーに向けて何だか張り切っている。
それもそのはず、彼の見せ場は1年に1回の運動会しかないのだから(笑)
3年連続リレー選手を目指して、今日も気が向いたら足上げ運動している。
気が向いたらだけど。
いろいろ言う割りにはあんまり走る練習していないのが息子らしい。

この前久しぶりに給食に文句をいうてた。
粉モン弁当。こんなん足りひん、お腹空いたーって言いながら帰ってきた。
量よりも、お昼ごはんの後ものすごく喉が乾きそうなメニューやな。
なんにせよ、量をたくさん食べるようになったのでびっくりするなーほんま。男子だ。

娘はあいかわらずノンビリさん。むしろノンビリに拍車がかかっている。
2年生にもなると、友達どうしでトラブルを起こしたりといろいろ話を聞くのだけれど、娘はことごとくスルーしているご様子。
巻き込まれているはずなのに、そんなトラブルが起こっていることに全く気づいていない。
不思議だ……。頭のなか、大丈夫なのだろうか。

姉と弟でケンカしているところもほとんど見ない。
「もー!なっちゃんがこっちに近づいてきたから崩れたやんかー!!」ってレゴ組み立ててる息子が理不尽な文句をいっても、「えーなんでなっちゃんのせいなん~えー?」とかいいながらどっかに行ってしまう。どこ行ったんやろって見ると、鏡の前でポーズ取って遊んでる。
これではケンカにならない。

この前もおやつを食べていて。
息子はチョコ、娘はポテチだったのだけど、食べるのが早い息子と違い、娘は外見てみたり歌うたったりしてなかなか食べ進まない。
娘がボーッとしているスキに、息子がポテチをパクパク盗み食い。
それに全く気づかない娘は「ねえねえ、一緒に食べよ~や~」って息子を誘ったところ
「もう、カスしかないで」と息子に冷たく言われてしまう。

普通なら、ここでバトルになるはず。そうなるはずだけど、なぜか娘爆笑。
「え~いつのまに~!!うそー!!」と言いながら笑ってる。なんで?
「じゃあ、カスを一緒に食べよ~や~」と息子をさらに誘う。まだ誘うか。
でも、「カスはいらん」と拒否られる。ああ、息子ひどい(笑)
「そ~なん?」
娘は気にせず、ポテチの袋を逆さまにしてガーッと口の中に入れて満足してはった。

ケンカになるはずがない。
相変わらずノンビリおっとりしているけど、これいつまで続くんやろ?
まあ、キリキリしているよりはいいのかな~。
当然ながら、運動は苦手(笑)


さて、今日は原稿の締切日。
のんびりしている場合ではなかったのだった。
ちゃんと仕事しよーっと!