2014年1月28日火曜日

ひらパーで雪遊び

迫り来るインフルエンザ。行き場のない母子3人。
先週土曜日は、まさに春のようなあたたかさ。
というわけで、ひらかたパークのスノーランドへ行ってまいりました。

前日の夜に思いついたのだけど
雪遊びをしたことがないから、当然雪用の服もない。
わざわざこのためだけに買うのもなあと躊躇したものの
まあ、ひらパーの前に西松屋あるから、必要なら買えばいいかと楽観的に。
結果として、着替えを持っていけば十分な感じ。
小さな子は防水じゃないと、お尻ついたりするから厳しいかな。
うちは長靴+手袋+防水パーカーで行きました。問題なし。
お天気がよかったので、お客さんもたくさん。
写真で見ると雪っぽいけど、あくまでも人工雪。
踏み固められてカッチコチになっていて、スコップで雪をすくうのもひと苦労。
でもこの子たちは本物の雪遊びをあんまりしたことないので
キャーキャー言ってはしゃいでました。

自分たちで遊べる年齢になったら親はラク。
子どもを見ながら、たまにベンチで読書したり。
すごく陽射しが強い日やったので、ひらパーで雪焼けとか嫌やなあと思いながら。
一緒に雪にまみれて遊ぶとかじゃなければ、親は普通の格好でいいと思う。
私は一応防水ブーツで行ったけど。
足踏まれたりして汚れるしね。案の定、いろんな子に何度か足踏まれた(笑)

このかまくら。内部は「かまくらの中は温かい」という定説を覆す寒さ。
多分雪を固めてできてるんちゃうくて、冷凍庫になってるんちゃうかな。
入った大人たちはみんな「え?なんで外より寒いの??」て顔になってた。

途中で雪をまく時間が入る。思いっきり手作業で雪が。
雪は空から落ちてくると思っている子どもたち、ハテナの顔。

この光景はあれを思い出す。いつか行った潮干狩り。
砂浜を掘れども掘れどもアサリはおらず
定期的にボートが波打ち際にやってきて、アサリをバーッとまいていく。
それを奪い合うように拾うという。あれと同じだな。

敷地内には売店も併設されていて、雪遊びグッズが売られている。
この手前のカラフルな道具を使うと、雪玉ができるらしい。

そり滑りは、大きいものと小さいものが用意されていて
小さいほうはほとんど並ばずに乗れた。無料。
大きい方は距離が長い分ちょっと並んでたな。でも少ないほう。

いっぱい遊んだ後は休憩室でお着替え&暖をとる。
ストーブが設置してあるので、助かった。
冷たくなった手を温めるためにココアを飲ませる。自販機あり。
トイレは一旦外に出ないといけないのだけれど、そんな長時間遊ぶわけではないので
行く前に行けば十分かなー。

入場料は大人も子どもも400円。
小学生には物足りないかもしれないけれど
砂場遊びが好きな幼児には十分楽しめたようだった。

雪遊びが終わった後は、年間パスを使って乗り物で遊ぶ。
長靴やお着替えなどは全部ロッカーへ。200円だったかな。忘れちゃった。
休憩しようとフードコートに行ったら、今は改装中。
あーそれでお昼ご飯のときにマクドがめちゃめちゃ混んでいたのかと納得。

ワゴン車で販売しているクレープ屋さんで、チョコマロンのクレープをゲット。
おいしかったけど、生クリームが苦手な息子と私にはなかなかヘビーでした。

最後は観覧車に乗って終了。
冷暖房はないので、ブランケットが用意されているのだけど

「ひらパー」って書いてあった。誰もとらないよう。穴開いてるし(笑)
せめて「ひらかたパーク」と書いてほしいところ。

USJと年間パスポートの値段がほとんど変わらない、強気なひらパー。
ブラマヨ小杉の次は、どの芸人がひらパー兄さんになるのかと思ってたら
まさかのV6岡田くん。
うちの子どもたちのなかでは、もはや岡田くん=ひらパー兄さん。

そんな彼の実家は、我が家から歩いて数分。
枚方市の広報にたびたび登場したりする姿みてると
あーなんかわかるなあと思うなあ。
年をとると感じる、故郷の大切さ。あたたかさ。懐かしさ。
いつかは山口に帰りたいなあという気持ちが、年々強くなってきたもんなあ。
あんなに出たかった場所やのに。勝手なものです。

うちの子たちもいつか大きくなって、家を出たら
たまに帰ってくるときに車窓からひらパーを眺めて
なんともいえない懐かしさを感じるようになるんだろうな。
そんな思い出を今ひとつひとつ作っていってる、そう思うと
本読んでないで子どもと遊ぼ!という気持ちにもなったり、ならなかったり(笑)

さて、今週はどこに遊びにいこうかなー。
雪山とか行ってみたいんだけどな。
ちょっと情報集めてみよ。



2014年1月23日木曜日

笑った絵本

最近笑った絵本をピックアップ。

まずはありえへん規模のお話。
『わゴムはどのくらいのびるかしら?』
これは誰もが一度は思うことだけれど、だいたい両手で引っ張って終わり。
でもこの子は違った。
ベッドの端に輪ゴムを引っ掛けて、家を出てバスにのり、汽車にのり、
飛行機にのって、船にのって、、、最終的にロケットにのって
月に到着して、月の表面に降りようとした瞬間にゴムに引き戻されて
着いたらベッドの上でした、というお話。
答えは、月まででしたー!ありえへん(笑)

『よかったねネッドくん』
幸運と不運が交互にやってくるお話。
ニューヨークに住んでるのに、フロリダのパーティーに招待されて
困ってたら飛行機にのることができて、喜んでたら飛行機が爆発して
落っこちてたらパラシュートが開いて、でも穴があいてて、、、
というふうにどんどん状況が変わっていく。
すごいテンポよく話が進んでいくので、子どもも集中して見てた。

よくみたら、幸運な場面はカラー、不運はモノクロ。
にくい演出。

『ドラキュラーってこわいの?』
せなけいこさんの絵は、小さい頃『いやだいやだの絵本』を見てしまってから
ちょっっと怖かった。こうして読んであげるようになるまでは。
今ではすっかりファン。

血を吸わせろー!とカミナリの子たちの前に突然現れたドラキュラー。
でもカミナリの子たちはドラキュラーを知らなかった。。。
「だれ?このへんなおじさん」からはじまり、
「ド?ドがつくってことは、ドラヤキ、ドーナッツと一緒だ」
「じゃあおいしいに違いない!」
と逆に襲われておヘソとられて、ドラキュラーが泣いちゃうお話。
子どもたちゲラゲラ笑ってました。こういうの大好き。

あと、絵本じゃないけど
『「長女」のための本』
長女ってこんな感じやでーというのが書いてある本。
ああ、わかるよわかる。この感覚は動物占い以来。
なんというか、自分って結構型通りの人間やねんなーと思った。
あ、私3姉妹の長女です(笑)

こういうの見ると、子どもの性格ってのは環境でつくられるものなのかなあとか
思ったりする。
まあ、親の影響って大きいようでそんな大したことないのかもなー

最後に。今日は私の誕生日。
実家から送られてきたのは、こちら!
じゃじゃーん。なんちゅう的を射たプレゼント。
ちなみに去年は、「御祝」のし付きの赤霧島一升瓶。芋焼酎ね。
1人暮らしを始めたときから、お米とお酒だけは欠かさずに送ってくれた両親。
おかげで立派な酒飲みに成長しました。

さあ、娘が37歳になったとき、私は何をプレゼントするのだろうか。
できれば、直接持っていける距離がいいなあ、なんて思う私は
まだまだ子離れできそうにないなー。

というか、娘が37歳ってことは、私、、、67歳!?ひゃー(笑)

2014年1月21日火曜日

小学校入学式のワンピース その2

靴は黒だろうし、どれも同じだからイオンでいいやーと久御山へ。
即決ワンピースは、なんとGAPでした(笑)

赤ちゃんの頃からなんだけど、娘はフリフリの服が似合わない。
親ばかの目を通しても、一目瞭然。
ちょっとカジュアルな感じのほうがしっくりくるから
それでワンピース選びが難航していたのだけど、まさかGAPとは。
ちょっと値段忘れてしまったのだけれど、2900円か3900円の20%オフとか。
紺色のカーディガンも同じ値段でした。たぶん。
足元を装うのは、イオンで購入したヒラヒラ靴下(笑)
そして楽天で買った靴。紺色がなかなかなくてめっちゃ探した。
そして、入学式当日の朝にバタバタしない髪型No.1のカチューシャ!
これも紺色がなかなかなくて、めっちゃ探した。
TOMOKA RIBBONというお店で購入。
プレゼントにピンクのカチューシャがもうひとつ同梱されていて娘大喜び。
完成しました。カチューシャがかなりお気に入りのご様子。

あ、それで私は何着ていくねん!?とふと思ったけれど
主役はこの子なので。誰も見てない見てない。
なんとか入学式の準備は整ったかなー。

これだけそろってもまだ実感わかないな。当日号泣するパターンかもなあ。

そうそう。入学式の前に、胸のアザの再手術をします。
昨日関西医大で診察をして、先生と娘と相談して決めました。
「ママと2人は久しぶりやなー」と終始ニコニコして呑気な様子やったけれど
診察室に入った途端にカッチコチになってたなあ(笑)
「もう一度すればだいぶ見えなくなってくる」という先生のお話。
なんとなく、これで最後と決めています。たぶん、娘も。

術前検査も含めて卒園前に2日休むことになるので、皆勤賞はなし。
でもね。休まず通うこともエラいけれど
泣いてばかりやったあなたが、この3年間で信じられないくらいに成長して
自分の気持ちよりも相手の気持ちを考えられる子になったこと
そのほうがずっとずっとエラいと思う。
ママはまだそれできてないもんなー見習わなきゃ。もう無理か。

全く字を覚えない弟を見かねて、練習帳を自作して文字を教えはじめた娘。
左がお手本。右が息子の字。まだまだ道のりは長いようで。
でも、「すごいやん!書けてる書けてる!!上手やー」と
ご褒美の抱っこ。大きさあんまり変わらんのに…甘い姉です。
家に帰ったら、ピアノ練習して、こどもチャレンジして、弟の相手して。
一番忙しいのって、ほんまはこの子かもしれへんなあ。

あー忙しいからちょっと休憩!とか言わんと、もっとがんばれ、わたし!(笑)




小学校入学式のワンピース その1

小学校の入学式。ランドセル買ったー学童申し込んだー
着ていくもの買ってなかった…

ということで、急いで調達。
入学用の服なんてみんなだいたい同じサイズなのだから、売り切れは困る。
どこで買えばいいのか全くわからなかったので、とりあえず1人で梅田へ。
まずはコムサイズムに行ってみる。
ワンピースがいいのでこの組み合わせ。
これはブラウス+スカート。うーん地味かなあ。。。でも好みだなあ。
と思いながら値札を見て…あうっとなる。ジャケット13000えんくらい!
大人のと変わらんやないか。。。でも気に入ったのでお取り置き。

次に阪神の子供服売り場をのぞいてみたけれど
アニエスb.の値札見てひっくり返りそうになる。
これはSHIPSで見つけたワンピース。写真以上にかわいい。
とりあえずこの日はこれにて退散。

いや…困った。完全に予算オーバーではないか。
幼稚園の制服がブレザーにチェックスカートなので、入学式はワンピースを!
と思っていたけれど…バラバラで買うとかえって高くなる。
下が弟やし、使い回しできへんしなあと悩む悩む。

めっちゃかわいいワンピースを友だちが貸してくれる言うから
ほんまにお願いしようかなと思いはじめ。
でも、買ってあげたい親心もあり。悩む悩む。

帰宅後にネットでいろいろ検索していたら、こんなのでてきた。
http://item.rakuten.co.jp/catherine/pc074/

え?2980円??ひたすら口コミを見続けたけれど、とても評判がいい。

希望の光が!

ただ、試着できないというのがネック。
しかし、このかわいさでこの値段は…いろんな思いが頭をグルグル。

とりあえず目が疲れたので寝てみた。
そして次の日、ふらっと寄った久御山イオンで、即決ワンピースに出会うのです。

つづく。







2014年1月17日金曜日

Wii Uにはまってます。

クリスマス前に、「誕生日プレゼントも兼ねて」と言い訳をして
突然買ったWii U
ゲームは長い間封印してきたけれど
どうしてもWii Fit Uがしたくてしたくて買ってしまった。

おトクなセットをヤマダ電機で購入し、さあつなげて遊ぶぞと思ったら
我が家のテレビにはなぜかHDMI端子がない。
(これと本体を付属のケーブルでつなげたらすぐ遊べるよというやつです。)
ない…ないないない!!
見つかりにくい所にあるのかもしれないと、パナソニックに電話したら
どうやら我が家のテレビにはもとからないようで。

いやだ、今すぐやりたい!!

こうなったら私は止まらないので、家の周りの電気屋さんに電話かけまくって
代替のケーブルを買いにいく。
めでたく開通。

子どもがやりたいやりたい言うのでまずはマリオをしてみたけれど
あまりにも長い間やってなかったので
いきなりクリボーに激突して死亡(笑)ジャンプさえできず。
マリオやってたのは、遠い昔だもの…。

子どもたちはさっさと寝かせて、早速Wii Fit Uを試してみる。
これすごいね。高いだけあるね。
バランスボードで体重はもちろん、BMI値から身体の重心の偏りまでチェック。
目標体重を設定して、おまかせコースを選ぶと
その日に取り組むトレーニングを自動で選択してくれる。
この方が私のトレーナー。褒め上手。
ヨガの難しい動きも細かく指導してくださる。
バランスボードを使って、重心をどこに置くかもみてくれるので
正しいポーズがとりやすいのでは。

筋トレやヨガはもちろん、他の番組を見ながらジョギングしたり
身体を使ったゲームやダンスもたくさんあって、すごく楽しい。

のだけど。
家族全員のアイコンを登録してて、なんとなく似た顔に設定してるのだけど
旦那のアイコンが本人に激似。
このアイコンがトレーニング中にちょいちょい登場するので
気が散って仕方ないです(笑)
ほら、踏み台運動してる人のなかに旦那が紛れ込んでる(左端)
ジョギングのゴール手前で追い抜いていったり(笑)
メガネとヒゲというのは目立つ特徴なのだなあ。。。

もうひとつWii Uを気に入ってる点が。
Huluがインストールされているので、契約すれば登録されたドラマや映画、アニメが
見放題なのです。
今は無料お試し期間だけれど、月980円だしこのまま継続するつもり。
どんどん英語を忘れていくのが怖くて
英語の字幕を見ながら海外ドラマを楽しんでおります。
ツインピークスとかもあるし。なつかしい。。。
子どもたちはハクション大魔王。第一話てはじめて見たぞ。

Wii Uはすごく楽しいのだけれど、お金がかかるのがネック。
初期費用はもちろん、リモコン増やしたり、バランスボード買ったり
結局なんぼかかんねん!という。

でも、ジムに通ったりDVD借りにいったり、英会話教室通うことを思ったら
ねえ、まあ、うん、、、いいでしょう(笑)

お仕事増やさなきゃ。

と思って最近またお仕事探しをしているのだけれど
先日応募した取材ライター募集の会社で
今度面接してもらえることに。
これまた楽しみ。
どうか子どもたち、健康でいておくれ。お熱だすときは事前申告してください。

あとは、東京の出版社にも応募。
ご縁があるといいなあ。

やっと本厄あけて、今年は後厄。
単純なもので、今年に入ってから心身ともにすこぶる調子がいい。
つらかった日々の後にはちゃんと楽しいことが待ってる、はず。

よい一年になりますように!



2014年1月9日木曜日

最近読んだ絵本

あけましておめでとうございます。
いつもブログを読んでいただいて、ありがとうございます。
今年も細々といろんなことを綴っていきますので
気が向いたときに読んでくださいね。

Twitterにはほぼ毎日アップしている「今日読んだ絵本」
あちらは流れる情報なので、後からまとめて見ることができず
おもしろかったものを時々ブログに書き留めておこうという第一弾。
私は素直なストーリーよりも、独特な世界観をもった絵本が好きで
絵よりも文章を重視しているので、ちょっと好みに偏りがあるかもしれません。
が、そこはブログなのでご容赦くださいませませ。

私が去年一番好きだーと思った作家さん。
おくはらゆめさん。
一番最初に読んだのは、『みんなのはなび』
これ、花火を初めて見た動物たちが、感動のあまり全員でおもらししながら
夜空の花火をキラキラした目で見続けるお話。
上の『やきいもするぞ』は、おなら大会のお話。
子どもたち、大爆笑(笑)


『トイレせんちょう』は、ストーリーは私には少し物足りないのだけれど
(もっとケタはずれの冒険が好きなので)
何度言っても忘れる「トイレの後に手を洗う」という習慣が
この本を読んだ翌日から完璧にできるようになったというありがたい本。

佐々木マキさんは、もう定番。どれを読んでも間違いなし。
村上春樹さんの表紙を手がけたりしている方です。


五味太郎さんの『そら はだかんぼ!』
これは、絵本を読みはじめの子でも楽しめる絵本。
最後に大どんでん返しが待っていて、子どもたちビックリしてた。


虫とか生き物系のものも必ず入れるようにしているのだけれど
この『ひっこしやどかり』はよくできてたなあ。
ほんとにかわいそうなくらいボロボロの貝殻背負っていて
やっと見つけた貝殻を強そうなヤドカリに横取りされたり。
どうやって写真とったのだろうと。CGとかの答えはブーです。


『ぞうは どこへもいかない』は、私が好きだった本。
ずっと心に引っかかっていた疑問に対する答えが、見つかったような気がする。
住む場所、生きる場所とアイデンティティ。
南国に住む人と極寒の地に住む人。都会と田舎。原発事故。
そんなことは絵本のなかで何一つ語られていないのだけれど。
こういう本とたまに出会えるから、読書はやめられない。


『ふゆのあさ』
大人になると寒いのはいやだーとか、雪つもると電車がーとかなるけれど
すごく静かな朝、ひょっとしてとワクワクしながらカーテンを開けた
そんな遠い日を思い出す絵本。


昨日読んだのは『まいごのペンギン』
翻訳されたものも必ず入れるようにしてる。絵が好きな娘のために。
ペンギンとの友情、ギュッと抱き合う2人の姿に、ホロッとくる作品。


どんなに強く叱った日も、なんだかイマイチだった日も
寝る前に、絵本を通して子どもと向き合う時間をつくる。

正直面倒だなあと思うときもあるし
叱った後なんかは、うまく気持ちが切り替えられなかったりすることもある。
自分の本も含めて毎回30冊近く図書館で借りてくるので
運ぶのだけでもひと苦労。カートで図書館来てるの私くらいなものだし(笑)

でも読み終えたあとは、イヤだったことなんてすっかり忘れていて
好き好きギューと子どもたちを抱きしめて、コチョコチョしておやすみ。

最近娘が自分で絵本をかきはじめた。
「いつか絵本をかく」という私の夢を、いつのまにか娘がやっちゃってる。
なかなかの出来。悔しいけど、純粋な子どもの心には勝てないなあ。

昔読んだ『ユリイカ』に
「心に響く絵本をかけるのは、
   子どもの頃に大きな傷を負った人か、いま身近に子どもがいる人だ」
というような記述があった。
それも真実。けれど、それだけじゃない気がする。

私は同郷の金子みすゞが幼い頃から好きで
なかでもいつも思い出すのが『大漁』。ベタだけれど、原点。

大漁に沸き立っている浜の様子をみながら
「海のなかでは何万の いわしのとむらいするだろう」
と、ふと海のなかをみる、みすゞの視点。
浜だけをみて大漁の詩をかいたなら、心に響いたりしなかった。

ふと違うところをみる、上からみてみる、遠くからみてみる。
一回離れてみる、ぼんやりみてみる。
そんな、ちょっと違う視点。
気づきを与えてくれる絵本や詩には、いつも自分にはない視点があると
そう思ったりする。

話が少しそれるけど、その視点は日常の生活にも必要なこと。
子育てなんて、とくにそう。
なんだ、この子は、何度言ってもわからん子だ!ムキーッ!!
となっているとなんにも見えない。言うこときかない子しか見えてない。

でもふと違う視点でみてみる。
あれ、おお、泣くのを我慢してるのか??我慢したりできるようになったのか
これでもちょっとずつ成長してるんだなあ。。。
私はどうよ、なんださっきの言い方は。母として成長しとらんなあ。
元気がありあまってるのだろか。週末は公園でもいくか!とか(笑)

また気分が落ち着いたときに、ゆっくり言い聞かせたらいい。
だって、生まれてまだ4年しか経ってないのだから。
あ、うちの4歳息子のことです(笑)なかなか手がかかるのです。

だいたい同じ視点をもっている人はいないから
会話をするのが純粋に好きだし、飲み会でのよもやま話も大好物。
読書もそう。自分とは違う視点を常に探していて
だからこそ共感する部分がでてくるとすごく嬉しくなる。感動する。

いろんな人や本との出会いを通して、もっともっと視野を広げて
子育てが一段落したくらいに、1冊の絵本をかく。
これがざっくりとした今のところの私の夢です。
内密にお願いします。

今年もよろしくお願いします!