2014年2月2日日曜日

石鹸洗剤と黒カビちゃん

今日はあったかい日ですが、息子発熱。
でもねー、1ヶ月近く小児科に行かなかったのはほんとに久しぶり。
いつ以来だろう。
なんだかんだで娘と合わせると、もしかしたら6年ぶりとか?(笑)
少しずつ少しずつだけど、身体確実に強くなっていて嬉しい。
こうしてどんどん手がかからなくなっちゃうのね、きっと。

さて、今回はかなり大変だった「石鹸洗剤VS黒カビ星人」のお話。

赤ちゃんの時からずっと息子のアトピーに悩まされていて
いろいろ試してはいたのだけれど
洗剤を合成洗剤から石鹸洗剤に変え、柔軟剤を一切使わなくなってから
いつも粉をふいていた首まわりが嘘のようにツルツルに。

それ以来、ずっと洗濯の時は石鹸洗剤を使い続けていたのだけれど
元来私はズボラな性格。
きちんと石鹸洗剤の扱い方を把握しないまま使い続けたため
ある時期から洗濯物に黒いワカメのようなもの(黒カビ)が付着しはじめ。
そこでちゃんと対処すればよかったのに

「ああ、これはデトックス効果みたいなものだな
     今までの悪い膿が出てるようなものだな…うんうん。」  

と勝手な解釈でポジティブに受け止めてしまい
気がついたときには、もう手に負えない状態に。

初めていろいろ調べてみると、
黒カビの原因は石鹸洗剤の取り扱い方の知識のなさにあり。
愕然とする。

とりあえず、この黒ワカメ星人をやっつけないことにはどうにもならないので
洗濯槽の洗い方をもう一度ちゃんと調べる。

すると、残り湯をもう一度追い炊きして、50度近くの温度にまで上げて
使用すべしとのこと。
し、知らなかった…ここからまず間違っていたのね…

浮いてきた黒ワカメ星人は、網で丁寧にすくうこと。
 ↓
知らなかった。
わーい、すごいすごい!すごい黒カビの量だ!と眺めているだけでした。

半日放置して、黒カビがなくなるまで繰り返すこと。
 ↓
そうなんですか!?時間はすべて洗濯機にお任せしていました。ぜ、全自動だし。

すすぎしては黒カビをすくい、またすすいでは黒カビをキャッチ
これをもう10回以上繰り返しました。
2日かかりました。。。。自業自得。

そして出した結論。私には、石鹸洗剤の取り扱いは無理だ。白旗だ。

そもそも、なにが息子のアトピーに影響しているのだろうか。
いろいろ調べてみると、洗剤そのものより柔軟剤がよくないようで。
無知。お恥ずかしいかぎり。

かといって息子を実験台にするわけにいかず
そこから洗剤探しをまた再開。
そして今使っているのがコチラ。
私の感覚では、ちょっとありえない高価格なのだけれど
息子のためなら、エンヤコラ。

アトピーでも大丈夫、柔軟剤不使用でもフワフワ。
使うときだけほんのりラベンダーのアロマが香るけれど
乾いた後は無臭。
室内干しでは、うーん、ちょっとタオルの匂いが微妙かなあ。許容範囲だけれど。
これも私の干し方の問題かもしれないしなあ(笑)

息子のアトピーもおさまっているし、タオルもいい感じのフワフワ。
ただ、値段が引っかかるので、次は他のものにもトライする予定。

ネットで購入したのだけれど、ほんと便利な世の中になったなあと思う。
今はお店をはしごしたりしなくても、ネットで検索すればすぐヒットする。
小さい頃には考えられなかったこと。
でも、口コミに左右されすぎて
本当に価値のあるものが埋まってしまう怖さもある。

スーパーマーケットと八百屋さんみたいな図式が
ネットのなかでも繰り広げられていて
ここにいいお店がありますよー!っていうのを知らせることが
ネットでは実店舗以上にとても大変なんだなあ。
検索エンジンで上位表示されていたり、口コミの数や表示価格で
買うお店を選んでしまうもんね。
私のお仕事には、そんなお店にもスポットライトを当てることも含まれていて
いろいろ悩みながら毎日お仕事しています。

あ、そうそう。今思い出しましたが、お仕事先のブログをアップしました。
話の成り行きで。せ、宣伝ではありません!
よかったら見てね(笑)

「センセイシャ」無添加アロマ石鹸の魅力
http://mimoi.exblog.jp/21628235/


最後に。最近ちょっとジーンとしたこと。

この前娘とご飯食べていて、娘にふと
「ママ、ママがおばあちゃんになっても、なっちゃんはお家におるからね」
と言われた。

「ん?なんで?」と聞くと
「んー何て言ったらいいのかな?」て言うので
(ん?介護のこと言ってるのだろか…)と思って次の言葉を待っていると

「ママがおばあちゃんになったら、うまく動けなくなったりするやろ?
 お料理とかもうまいことできなくなったりするかもしれんやろ?
 怪我とかしたりするかもしれんし。
 なっちゃんおったら、いろいろできるやろ。だから一緒におりたいの」と。

ああ、そうか。
介護ってものは、ほんとはこういう純粋な動機があってのものなんだな。
介護とか知らんしな、この子。

長男だから、嫁だから、長女だから、子どもとしての責任だから
そういうことちゃうくて
心配やから側にいる。気になるから様子をみる。助ける。
責任とか義務とかではなくて、もっと自然な発想なんだなーと。
そのときが来たら、きっと気になって仕方なくなって
もういいってば!と煩がれるくらい、電話したり見に行ったりするのかな。

嬉しいというよりも、感心してしまって
「うーん、なるほど」と返してしまった、間抜けな母。

あなたがおばちゃんになって、私がおばあちゃんになって。

その時には、何度もやってくるあなたに、もういいってば!と言えるくらい
娘にも孫にもひ孫にも懐かれるおばあちゃんになりたいものです。