2016年9月6日火曜日

ライターとして、編集者として、母として、病人として。

仕事が危うい局面を迎え、この半年がんばりました。
お久しぶりです、半年ぶりです。

忙しすぎて、体調悪すぎて、あっという間の半年でした。

退院してから、なんとかだましだましやってきたこの身体。
この猛暑でついに悲鳴をあげ、お手上げ状態に。
病気に関する情報を集めるのは仕事柄簡単なのだけど、かえって考え方が偏りそうで、避けていたこと。

ある日、どうしても子どもたちと公園に行きたくて、ちょっとがんばってお散歩などしたら、忘れていたあの痛みがやってきてそのままダウン。
しばらく寝たきりで、息子のはじめての個人懇談にも、娘の発表会にも行けず、ひたすらベッドで横になって過ごす日々。
つらいというより、こういうときってくやしい気持ちのほうが大きいのかも。
なんで、私は子どもと公園に行くことすらできないのだと。

グルグル視界は回っているのだけど、くそう!!と思う気持ちが強くて、吐き気をこらえながらスマホで情報を探し続けて。まあまともに読めないのだけど(笑)
というか、なぜかベッドはWifi圏外なんだけど、なんでなん。家のなかにおるのに。

いろいろ調べてわかったことは、私は光に弱いということ、体温調節が難しい身体であるということ、水分がすぐに出て行くので水分補給はマストであること、等々。
プレ更年期でこんなに暑がりになってるんやろかとか思ってたけど、体温調節ができないのだという記述を見つけて納得。
トイレにすぐ行けない状況が本当に苦手なのだけど、それも病気だったのかと、これまた納得。
神経質とか心配性とか、そういう心の問題かと思ってた。。。

同じ病気の人たちのことを調べていて
みんな、「なまけ病」というレッテルを貼られて苦しんでいることがよくわかりました。
すごくわかる。だから、そう思われたくなくて、つい無理しちゃうんだね。
無理してると、治ったの?よかったねと言われることもある。
全く治っておりませぬ。朝からサングラスかけて登校班のお見送りにいっております。
朝からすごいイキってるお母さんいるみたいな噂が出そうだけど、わりとみんな私が病気だって知ってるので、なんかあったんやろなという感じで見守ってくれている。はず。しらんけど(笑)
他人の目とか気にしてられないの。
気になるなら直接聞いてくださいというスタンスでいっております。

あとストレスが一番こわい。
いままで、人に頼りにされることを生きがいみたいにしてやってきたけど、それはやめました。
世の中、ギブアンドテイクだぜくらいの割り切り方しないと、心身がもたないことを実感。
無理ってたまるんです。
もともとキャパがある人なら大丈夫。でも、私はキャパないくせに背負うので、完全に無理がたたる。
所詮、私にできることなんてほんとに限られているのだから、なんでもできると思っちゃダメ。
自分を大切にしてくれる人を大切にする、いまはそれで精一杯かな。

こんなときに限って、人間関係でのでっかいトラブルがやってきて。
やっぱりそのときも寝込んだのだけど、そんな私を気遣ってくれるあったかい人たちに囲まれて、不幸のなかの幸せを実感。
あの人に言うといろいろ考えて倒れちゃうから言っちゃダメ!心配させたらあかん!みたいな箝口令も敷かれていたらしく。
弱くなってよかったのかもしれないと、そう思っています。
でも、病気になってよかったとまでは、まだ思えませぬ……(笑)

仕事においても、人との縁に感謝する日々。

フリーライターとしての活動は、月4本のメルマガ作成からスタート。
あの頃はまだ子どもたちも弱っちくて、息子なんてほんと夜中に心配で何度も起きてしまうほど弱くて、月2~3回は病院通いの日々で。

薬局でお薬を待っているときに、ある商品のパンフレットがふと気になって手に取って。
私もいつか、こんなパンフレットを作れるようにがんばろうと思って家に持って帰ったのが3年前。

いま、私はそのパンフレットをみながら、まさにその商品を製造している会社の依頼でその商品の記事を書いています。往復ビンタみたいな要求が来ますが、ほっぺをパンパンにふくらましてアタックしています。しがみついてます。夢であり、目標だったもん。
これは、きっと入院中にここでくたばってたまるかと思ったこと、寝転んでいるあいだに勉強しまくったこと、そして、地味で小心者な私を引っ張りだしてもっとできると励ましてくれる人たちと出会えたこと、うーん、やっぱり最後が一番大きい。

パンフレットを手に取った日から今に至るまで、ほんま大ピンチ!!みたいな場面を何度も何度も迎えてきて。でも、家事そっちのけで仕事しているうちに、すっかり自立してくれちゃった家族たち、優柔不断な私に考える隙を与えずに次々と仕事をくれる方たち、手ぶらで来い、あ、でも飲み物は持って来いとごはん作って呼んでくれる友だち、例え連絡取ってなくても、ふと思い出してどうしてるかなって思ったりしてくれるみんな。みんながいたから、ここまでこれたのだと。

ただただ、感謝しています。

そして、こんな独りよがりな言葉をつらねたブログをみてくださった方。
ありがとうございます。

ブログで私の安否確認をしている友だちもいるので、近況報告しなきゃと思いながらずるずる。
また気まぐれに更新します。

私はなんとかやってます。ちょっとずつ元気になってます^^
偏った情報を広めたくないので、この記事内で病名を伏せていることをお許しください。

では、また。

2016年3月30日水曜日

主婦でフリーランス、自由で危うい。

ついにクライアントさんのお店が閉店してしまった。
あーさみしいなあ。。。と、ひとりのお客さんとしてもボンヤリ考えていたのだけれど、私は重要なことを忘れていたのです。
お店が閉店するということは、お仕事がなくなるかもしれないということ!!
いや、もちろん全く考えていなかったわけではありません。
それはさすがにうっかりすぎる(笑)
次の構想も聞きながらそこに自分の居場所を見つけていたので、どこかあぐらをかいていたのだけれど、社員ではないのでもし企画が頓挫したらすぐに首を切られるのはわ・た・し。
そう、ここを忘れていたのです。
フリーランスらしからぬ、緊張感のなさ。目の前の仕事に必死すぎるとたまにこうなる。

思えば、私たちフリーランス稼業はいつだって綱渡り。
代わりなんていくらでもいるんだし、社員のようにわざわざ解雇の手続きを踏む必要もない。
派遣社員よりもっともっと危うい立場なのだ。
新しい仕事は、勝手に降って湧いてくるわけではないのですよ、ねえ? わたし。

もしかすると、収入が激減するかもしれない。。。さあどうする。
さすがに、ちょっと焦った。
一人でじっくり考えたい……そんな気分だけれど、春休みだのインフルエンザだので、一日中子どもはウロウロしてるし、さっき朝ごはん食べさせたのにもう昼ごはん、かと思えば「おやつの時間ですよ~」と呼びに来る、なかなか落ち着いて考える暇もないのが主婦の悲しいところ。
うーん、一度仕事を減らして、のんびりしたほうがいいのだろうかとも考えた。

ものは試しということで、無理やり1日休みをとってあえて家で過ごしてみようと思ったのだけれど、娘は「約束したから児童会行く!」とさっさと児童会に行ってしまい、息子はレゴニンジャゴーを必死こいて組み立てている。手伝いは不要とのこと。
なんだよーみんなーもーと思ってついPCを開く母。
これが普通になっちゃってるのね、きっと。

結局休みをやめて仕事しだすと、やっぱりおもしろいんだなー。
何がおもしろいのかっていわれるとよくわからないのだけれど、答えがないものと向き合って、かたちになって、誰かの心に触れる(といいな)という、この流れがおもしろいのかなあ。

たまに、ずっと家で仕事しているから、人間関係に悩まされることがなくていいねえといわれる。
私の場合、まず暇なときは何かについて悩んでいるので、仕事でいっぱいいっぱいくらいがちょうどいいのだけれど、誰とも会わないから人間関係に悩まないかというとそうでもないのかなあ。
こんなに赤字入れて、激怒されたらどうしよう、傷つけちゃったらどうしようとか、やっぱり思う。
かといって、そこを甘くして、クライアントの評価が下がっては本末転倒だし。
そもそも、メールのやり取りだけで何を考えているか、どんな人なのかまで、想像はできても判断まではできなくて、返事が返ってくるまでドキドキすることも日常茶飯事。
ドキドキしてるのが辛くって、「一人で完結できる仕事をさせてもらえませんか?」とお願いしたこともあるくらい(笑)

同じレベルの仕事をこなす人で、どっちに仕事頼もうかなと考えたとき、やっぱりそこには人としての相性も出てくるはず。
さすがに、好き嫌いでワーワー言ってくる人はあまりいないけれど、また会社勤めのときとは違う悩みもあるのかなあ。
でも会社勤めは会社勤めで、すごいややこしいもんね。
毎日が綱渡りでも、この自由を味わうと、なかなか戻れない気はする。
まあ、こっちがNGじゃなくて、雇う側がNGか(笑)

でも、今回は真面目にこれからのこと考えました。
自分がやりたいこと、やるべきこと、今の環境でできること、できないこと……
やっぱり、いまの仕事、ずっとずっと続けていきたいなと思って、営業活動開始。
運よく新しいお仕事をいただけて、閉店してしまったお店のほうでも何とか契約を継続してもらえそうで、ようやく一息つけそう、かな。そうなるといいな。

そんななか、ずっと前に書いた署名記事がアップされました。
名前と顔を出して記事を書くのは、勇気がいること。
個人として責任を負う部分が大きくなるもんね。
署名記事が苦手っていうのは、目立つのがイヤっていうより、そういう責任から逃げてた部分もあるのかもしれない。

よかったら記事も読んでみてくださいな。

▼文章力のポイントは「直し」にあり。3ステップの原稿見直し術
http://penya.jp/technique-38/

これからの自分について、もうしばらく考えてみたいなと思います。
久しぶりに真面目なブログ。
たまにはいっか。

2016年3月11日金曜日

お好み焼き屋さんも閉店した。

別に私が経営しているわけではありません。
私が愛してやまなかった近所のお好み焼き屋さんが閉店しました……。
近くの銭湯に行って、お風呂上がりに一杯のんでお好み焼きつつくってのが最高の贅沢だったのに。
ちなみに、銭湯も閉店しました。なんでなん(笑)

お好み焼きは家でも作るんだけど、やっぱりホットプレートと鉄板じゃ違うんだなあ。
あのワイワイした感じもいいねんな。
しばらく我慢していたけれど、やっぱりお好み焼き食べに行きたいなあと思っていたところ、息子が「そろそろお好み焼き行こうや」とおねだり。
そらそうやんな、週1くらいの勢いで行ってたもんな。
というわけで、一応近場のお好み焼き屋をググッてみる。

新しい情報は出ない。うん、多分そうやと思ってた(笑)

もー焼き鳥屋ばっかり増えて、選択肢が少なすぎ。
お好み焼き屋っぽいお店はあるんだけど、ものすごい入りにくい感じでちょっと躊躇してしまう。
困ったので、子どもの頃から住んでいる地元密着型の友達に聞いてみる。
すると、その入りにくい感じのお店に行ったことがあると。
そして、中は意外に広くてテーブル席もあるし、なかなかおいしいのだと!

そら、いいこと聞いた。
仕事が残業で遅くなった夜に、早速子どもを連れて行ってみた。

のだけど……店構えがやっぱりものすごく入りにくい(笑)
なんというか、一見さんお断りな雰囲気で、いわばカラオケ喫茶に子連れで行くくらいのハードルの高さ。
どうしようかなと迷っていると、何も考えていない息子がダッと走って入り口にへばりつき、中をのぞいて勝手に入っていってしまった。

なんという、空気の読めなさ。

すると、「わ!お客さんちゃうの??」というおっちゃんの声。
もう帰れない。最初っから入るつもりでしたよの顔で娘と一緒に店内へ。
ちょっと驚いたような顔をしているカウンター中のお母さんと、カウンターでお酒片手にテレビを観ていた様子のおっちゃん。
えーと、中にいる人は以上(笑)

カラオケ喫茶よりもハードルが高い。
テーブル席は確かにあるのだけど、お好み焼き屋にあるはずの鉄板がない。
そして、2席あるうちの1席はヘルメットやらカバンやらが置いてあって(おそらくおっちゃんの私物)どう考えても、もう1席にしか座れない感じ。

おっちゃんが、「こっちのカウンター座る?」って聞いてくれたけど、ハードルも席も私たち母子には高すぎたのでやんわりとお断りしておきました。
おっちゃんと4人で並ぶっておかしくない?(笑)

カウンターはなぜか寿司屋の冷蔵庫みたいなのが備え付けてあって、お好み焼き感はゼロ。
メニューもないので、寿司があるのかどうかもよくわからないのだけど、横のホワイトボードにお好み焼きって書いてあったので、とりあえず豚玉とオムソバを頼んでみました。
ビールはなんとなく瓶にしておきました。なんとなく。

厨房みたいなところで作っているらしく、遠くからジュージューという音が聞こえてくる。
本当に遠くから。
そして、壁の窓からいきなりネコが登場。
なんなの、このお店(笑)
あらどっかに行っちゃったねと思ってたら、また違う種類のネコが窓から入ってくる。
最終的に店内にネコ4匹。お客さん4名。トントンになった。

さあ、うちの子たちはというと、なんだかよくわからない雰囲気とひっきりなしに出入りするネコたちに大興奮。
そうこうしているうちに料理も運ばれてきて、これまた予想外においしい。
食べ終わっても子どもたちは帰ろうとしなくて、最終的にネコと遊びはじめ、お母さんが抱っこしてくれてネコをナデナデさせてもらったりしてもう、お好み焼き屋なんだかふれあい広場なんだかわからない状態に。

また来よう~また来よう~とおねだりされながら帰路について。

それからしばらくして、すすめてくれた友人に会ってその話をすると、どうも会話が噛み合わない。
どうやら、思っていた店はつぶれていて、私が行った店には行ったことがないことが判明。
あの雰囲気でよく入れたなと感心されてしまった。

ほんと、私もそう思う(笑)

まあ、でもお好み焼き屋っていうより、友達の実家に遊びにいって夕飯ごちそうになったくらいのアットホーム感だったので、ホッとしたいときに行くお店かな。
まあ、また気が向いたら行くことにしよう。

そう思っていたら、珍しく娘が来週月曜日に連れて行けと言う。
火曜日に日直だから、スピーチでそのお店の話をしたいのだと。
え、あの雰囲気で週1で通うと、もう完全に常連な感じになっちゃうんちゃうの?(笑)

いやいや、日曜日は弟の卒園式だし、そのことを話せばいいやんかと言っても珍しく言うことを聞かない。
わけのわからんところで自分を曲げないのは、一体誰に似たんでしょう。

どうやら月曜にまた行くことになりそう。
結局、週1でお好み焼き屋に行く習慣はキープできる感じで。

近所の立ち飲み屋に行ってた頃、見知らぬおっちゃんに道端で挨拶されるという時期があったけれど、また同じことが起きそうな予感。
まあ、地元っていいね。私の地元ではないけれど、子どもにとってはここが地元になるんだな。
そう思うと、なんだか不思議な感じ。
パパでもなく、ママでもなく、子どもだけここが地元。
地元密着型のお店を開拓するのも、悪くないかもしれないな。

とりあえず、ホワイトデーのメニューはお好み焼きということで。

2016年3月7日月曜日

閉店セール実施中♪

あ、見間違いではありません。珍しく連投しております(笑)

実は、お仕事を再開するきっかけを与えてくれた、とってもとっても思い入れのあるお店が、3月で閉店することになりました。
あまりに突然のことで、ただただビックリ!
そして、在庫セールで出された値段にも、これまたビックリ!!

EGF配合の美容液は、9,000円が3,000円に。
同じシリーズの化粧水は、3,800円が1,500円に。

実は、美容液と化粧水の2つで1,500円というセットも限定販売していましたが、こちらは残念ながら即完売。
オーナーはかなりマニアックな美容オタクなので、試す価値ありのアイテムです。

そして、私が愛してやまないオリジナルタオルたちも

フェイスタオル 2,000円が200円に。
バスタオル 4,000円が390円に。

私もさみしさを忘れて爆買いに走りそうになる特別価格。すべて税込。
採算度外視の大感謝セールです。

MIMOI
http://www.mimoi.com/


このお店でのお仕事を通して、私はたくさんのことを学び、たくさんのきっかけをもらいました。
東京と大阪で離れているのに、ほぼメールでのやり取りでスムーズに進行できていたのは、オーナーとの信頼関係があってこそのこと。……だと勝手に思ってます。
私が突然の病気で入院したときも、出張中に駆けつけてくれて。
おらんと困るから、はやくよくなってくれと。
何よりうれしい言葉。私のことをよくわかってらっしゃる(笑)

彼女の美容に関するアンテナと知識はほんとにすごくて、「どっからそんなの見つけてくるの?」ということばかりだったなあと、いま振り返って改めて思います。

この仕事を通して、いろんな人にお会いするのだけど、芯の通った仕事をしている人ってあんまり多くはない。
そして、仕事を心から楽しんでいたり、学ぶことに貪欲な人もそんなに多くない。
彼女はそんな数少ないなかのひとり。
まあ、事故にあっても這って出社するようなとこがあって、それはちょっとやりすぎだけど(笑)
オーナーはつまり私にとってのクライアントなのだけど、それを超えたよきパートナーなのです。

あーあ、さみしいな。

でも、実はこの閉店は新たなステージへの第一歩。
今年の秋に、新たなかたちでリニューアルする予定なのだそう。
そして、私が学んできたことを、もっともっと発揮できそうな予感。
さみしさの反面、ワクワクが止まりません。

私が愛するMIMOIの営業は3月24日(木)まで。
在庫切れの商品が続々出てきておりますので、お目当てのものがあればぜひお早めに♪

さあ、これからに向けてもっともっと勉強しなければ!
充実した1年になりそうです。

2016年3月2日水曜日

仕事のこと、鼻うがいのこと、おっちゃんのこと、人生のこと。

前回の投稿が11月で、今日は3月で。
こんなふざけた更新頻度のブログにお付き合いいただきありがとうございます。

その間、クリスマスや正月、誕生日やなんやといろいろありましたが、何したのかも忘れてしまいました(笑)
とってもよく覚えているのは、仕事の年末進行が本当に本当に大変だったこと。
絶対間に合わない、キエーッ!!とかヒエ~ッ!!とか言いながら乗り越えました。
当然ながら、正月はそれなりに体調不良。実家に帰ってから胃が痛い日々が続き(まあ、それでも飲んだり食べたりするのだけど)、大晦日は寝込んでいつの間にか年明けという。。。
まあ、何をするわけでもないしね。いいの、いいの。

正月ゆっくり休んだ分、これまた当然ながら年明けに仕事がギッシリ。
でも、会社員と違ってやった分だけお金がいただけるので、これはありがたいこと。
担当ライターさんが抜けてしまうこともちょこちょこ出てきて、代わりにライティングもするように。

ライティングやめたんちゃうんかいという声がどこからか聞こえてきそうですが、きっと気のせい。
署名記事の連載依頼も入ってきたので、快くお受けしました。
署名記事苦手やったんちゃうかいという声も聞こえてきそうですね。
臨機応変な対応こそ、長生きの秘訣です。

そうそう、編集のお仕事を通して仲よくなったライターさんがいて。
先日ついに飲み会を開催。2月に入ってから、女3人集まっての新年会。
日頃仕事の話ができる人が身近にいないので、もう話が止まらなくて止まらなくて。
伏見のお酒を片手に語り合いました。

そのなかのお一人に、健康に関する知識がものすごく深い方がいらっしゃって。
髄液漏れとか、肥厚性硬膜炎の話とかを以前したことを覚えてくださっていて、鼻うがい用の液をおみやげにいただきました。
その数日後にめまいが発症してダウンしちゃったのだけど、試しに鼻うがいをして寝たら、翌朝めまいがおさまっていたという。
偶然なのかなんなのかわかりませんが、薬を飲んでもおさまらなかったものがスッと消えたことにただただ驚いて。人の身体ってなんて不思議なんだろう、人との出会いってなんてすごいんだろうと一人で感動したというお話。

あれから、めまいが起きなくなってるのは事実。起きても怖くないもんという気持ちが強くなったのも事実。
なんだろうなあ~すごいなあ。人と人との縁って、本当に本当に不思議です。

話は大きく変わってしまいますが、車のこと。
先日久しぶりに車に乗ろうとしたら、駐車場の隣の車が一回り大きな新車になっていて密かにショック。
出るのは出たけど、帰り駐車できるんかいな……と考えながらマンションから出庫しようとしたら、見知らぬおっちゃんが私の車の横で立ち止まり、「このバカ!!」とどうやら私に向かって怒鳴っており。
なんだこの人はと思って見つめていると、まだ「バカ!バカ!」って言ってるみたいなので、よーわからんけど車をバックさせたら、今度は車の前に来て「このバカ!!」って言ってる(笑)
なんだろう、車の前に来てバカって言いたい人なんだろうか。
しかし、ここで腹を立てたらそれこそバカなので、
「あの人はきっとかまってちゃんに違いない……あんな調子ではきっと家族に嫌われてのけものにされることだろう……それはなかなかツラい話だな……まあ自分が悪いねんけど」
と思ってるうちに、どうでもよくなって忘れてしまった。
久しぶりの運転にしてはなかなかスムーズだなと思って、いつもとは違う細い道から駐車場に入れちゃおと調子こいてみたのだけど、いざ駐車場に入ろうとするとどうも入れないっぽい。
いや、普通は入れるんだけど、私にはできないっぽい(笑)
ちょっと車の頭入れてみたのだけど、どう考えてもガリガリなりそうなので、バックして素通りしてグルっと周辺を一周回ってまた元の道に帰ってきて、いつもの広い道から駐車場に。
あのおっちゃんは、こんな私を予想してバカって言ってたのかもしれない。そう思おう。

そんなふうにモタモタ駐車していたもんだから、どんどん時間は過ぎていって、慌てて車から降りて目的地の幼稚園に。すると、待ち合わせていたかのように手を振る友達2名。
久しぶりに会えてすごいラッキー!!無理やり合流してランチまで居座るという(笑)

あのおっさんおっちゃんが車の周りでグルグルしなければもっと早く着いてさっさと帰ってたはずやし、車の運転が上手やったらこれまたスムーズに駐車して帰ってしまっていたところ。
一見悪いことも、いいことの予兆なのかもしれないな。

最近人間関係がどうもゴタゴタしていて、自分のことはどうでもいいのだけど、いろいろ人のことを心配しすぎて悩む日々が続く毎日。
これは、きっと何かのターニングポイントなんだろうな。
揉まれることで、自分にとっての友達というものが見えてきた、そんな気がします。

女子中学生みたいな気付き(笑)

40歳とか、相当落ち着いた人間関係のなかで生きてるんだろうなと思ってたけど、そうでもないのね。
でもそうやってもがいて答えを探すのは、とっても大切なこと。
ただ何となく当たり障りなく生きていると気付けないことっていっぱいあるんだろうな。
人生というものの厳しさ、奥深さに直面して、人の生きる力みたいなものに直に触れて、しんどいというよりいろいろと考えてしまう。

何歳まで生きるのかわからないけど、もし80ぐらいまで生きるのなら、まだまだ学ぶことがいっぱいあるんだなあってワクワクしてしまう。
80に比べたら40なんて若すぎて笑っちゃうくらいやね。何もわかってないもんね、きっと。
まだ39だけど(笑)

今学んでいることを、いつか何かのかたちで文字に乗せて伝えられるといいな、そう思いながら生きてます。
最近ひとつ気が付いたこと。怒ると山口弁になるみたい(笑)
これも覚えておこう。





2015年11月13日金曜日

息子6歳に。

タイトル書いてほんまかなと思うくらい信じられないのだけど。
赤ちゃんに毛が生えたような息子も6歳になりました。
信じられない…。

誕生日プレゼントは「マリオメーカー」。
昔の自分を思い出すくらいゲームにはまっていて、すっかりゲーマー。
しかも昔とは違い、攻略本を読むとかではなく、ユーチューブで自分で動画検索して知識を得てゲームで実践するという。

ついこの間まで、昔でいう1-1のステージで最初に出てくるクリボーに激突して、大人たちの爆笑をかったり、Bダッシュがなかなかできなくて、そんな初歩的なこと説明したことがない私にキレながら説明されたりしていたくせに。
こんなとこばっかり成長するのはなぜなのでしょうか。
いまだにミミズみたいな字をようやく書くのは、仕方のないことなのでしょうか。。。

マリオメーカーも購入前からユーチューブで予習していたので、説明書いらず。まあどうせ読めないけど。
WiiUのパッドの画面をガシャガシャとスクロールするから、「壊れるからやめて!!」て注意するのだけど、実はそうするとアイテムが変化するとか、わけのわからんルールも把握済み。「あ…そうなの…まあ、壊さんといてな」と引き下がるしかない。

息子はいろいろ知識があるので、まあ普通のコースやふざけたコースを想定範囲内でつくるのだけど。
娘もやりたいやりたいいうからやらせてみたら、コインをウサギちゃんの形に並べるとか、最後にママの顔のブロックを配置する、お花の形のブロックのなかにめしべのような形でコインを配置するなど、実にメルヘンな仕上がりになって、敵はすべてブロック内に閉じ込められていて、出られないような仕組み。まるで超狭い動物園。全く敵に遭遇することなくゴールを迎える。

……なんだこれ(笑)

挑戦する前から脱力してしまうほど、逆にトリッキーな内容。
男子と女子の違いなのか、息子と娘の違いなのか、母にはまったくわかりません。

話変わりますが。
この前、幼稚園で遠足があって、何の弁当がいいか聞いたら「ゴースト」とのお言葉。
何それ?おばけの弁当ってこと?ラッキー簡単やんと思ったら、仮面ライダーゴーストのことでした。
あれ?ドライブからいつ変わったの?誰ソレ??
なんかよくわからんうちに、うまいこと仮面ライダーゴーストのカレーを買わされ、付属のシールを見ながら早朝から工作。
これは料理ではない、工作です。
身体は難しいので、顔だけ(笑)
よかったー変な色してなくて。よかった、この人で。

頭から生えているツノみたいなんがとれそうなので、キャラを考える方もキャラ弁になることをぜひ今後ご配慮いただきたいと思います。

4日前は就学前健診で幼稚園にお迎えにいって早退させて小学校へ。雨が降っているから電車で移動して徒歩で向かったのだけど、もう男子が4人も集まるとガチャガチャ。傘はささない、かっぱは着ない、フードは取る、急に走り出すかと思えば急に止まる(笑)
一緒に行ったママたちと、これは…ほんまに小学生になれるのだろうかと本気で心配しあう。
一気に小3くらいにならんかな…娘のときとは全く別の心配が次から次へと出てくる。

おとついは朝から昼過ぎまで幼稚園の参観で、息子を自転車に乗せて猛ダッシュで帰宅。暑いので着替えさせてパン屋で集合して、パンを息子に渡してまた自転車に乗せてそのままダッシュで小学校へ。小学校もフリー参観。5時間目ギリギリセーフ!!
もー!もう一人私がほしい…(笑)
その後は懇談、児童会の行事、公園遊びだったのだけど、もう懇談で力尽きて児童会お休み。
帰ってちょこっと仕事して死んだように寝ました。

公園では年長男子が3人そろって野球をするのだといい、友達からグローブとバットを借りてゲームスタート。
「いやいや、こんなところで野球したら危ないって!」
って止めようと思ったのだけど、いや待てよと思いとどまる。
案の定、何度投手を交代しても、誰がバッターボックスに入っても、バットは球にかすりもしない。
シロウト軍団め(笑)

思ったように打てないもんだから、「もう、ちゃんと投げて!」とお互いに文句を言い合い、そんなら球を見逃せばいいのに、すべての球に対して思いきりバットを振って全員空振り。
みるみるうちに険悪なムードになり、投手を交代するときもグローブを手渡しせず、地面に放り投げて渡す始末。
あなたたちのグローブちゃうしな。当然、叱られる。

こんな状態だけれど、小学校から野球チームに入ることを何人かは考えているらしい。
うちはサッカーチームに入ってるから、当分はそれでいいかなあ。
でも急にやりたい言い出すのかな…。まあ覚悟はしておこう。

就学前健診やら児童会の申し込みなんかをすると、いよいよ小学生になるのだなあと。でもまだ実感ないなあ。
子どもの成長が早すぎて、母の気持ちが追いついていきません。

娘に働けといわれて再開した仕事だけれど、息子が赤ちゃんのときは、まさか2人とも児童会に入れることになるとは思ってもみなかった。
自分の人生なんて、予想できる範囲はごくごくわずかなものだなあと思います。
去年は予想外の入院で寝たきりだったしね(笑)

あのときは、ストレッチャーで院内を移動していたし、きっと二度と子どもと歩いたりできないんだろう、運動会もいけなくなるのだろうと覚悟していたし、ただただそのことが悲しかったなあ。
全く眠れなかったし、夜が来るのが怖かった。
おじいちゃんが真夜中に徘徊している音も怖かった(笑)

気分はどん底でーすっていうときに、友達がお見舞いに来てくれて。
やっぱりあれで変わったんだと思う。
一気に前向きな気持ちを取り戻せました。

仕事は当然お休み。フリーランスでお休みして、復帰の目処がたたないってのは、もうほんとお先真っ暗な状態なのだけど。
「病気ってのは知ってるけれど、この人じゃないとダメだ」という自分の強みをなんとかして見つけなきゃと思って。
病院のベッドの上でずーっとずーっと考え続けました。

多分、誰でもできることだと不利。そこは競争率高すぎるから。
でも、誰にもできないことだと、自分もできない可能性が高い。

じゃあ、みんなはあまりやりたがらないけれど、私はそんなに嫌じゃないことを狙ってはどうだろう。
それが、私にとっての薬事法でした。
このおかげでなんとか復帰できたなあと、分厚い薬事法の本に頬ずりしたい気分です。
しないけど。

入院する前から薬事法関連のお仕事はしていたので、なんだかんだで長い付き合いになるのだけど、薬事法について原稿を書いてもらえないかと依頼されるまでにようやくこぎつけました。

▼美容系ライティングで注意するべき10の「薬事法」NG表現
http://penya.jp/technique-18/

この前署名記事は苦手と書いておきながら、ちゃっかり署名記事。ブレブレな私(笑)
ブレながらこれからも前に進んでいく所存です。ええ、開き直ります。


息子が、もうすぐサンタさんや、サンタさんに何もらおっかなーといっていたので、え~な~と返したところ、
「ママ、サンタさんは何でも買ってくれるで。ママもお願いしたらええねん」
っていわれました。
ほんと、サンタさんはいいところを全部もっていってしまいます。
サンタさんだけにいうからナイショとかプレゼントの内容を隠されると、大人の事情である価格調整ができないので、事前に相談してほしいところ。

私が最初にダウンしたきっかけと思われる髄液漏れについて、来春を目処に保険適用を目指しているという記事が新聞に掲載されていて。
そんな病気はないといわれて苦しい思いをしてきた人、私のように病院をたらいまわしにされた人、たくさんの人が救われることになるのかもしれないなあととてもうれしい気持ち。

でも、肥厚性硬膜炎のほうはやっぱり情報が少ないまま。
頭痛、視力障害、このあたりがくるのかなあとは思っているのだけれど、なんせ情報が少なくて本当に困っています。

サンタさんに、もし大人も何かをお願いできるのなら、私がいつまでこうしていられるのかを教えてほしい。

なーんて思ってるまにおばあちゃんになってたりするのかな。
前向きになりすぎて、楽観的になってきている今日この頃。

息子がぴったり寄り添って寝てくれるのも、きっと思っているよりもずっと短い間なのだろうな。

「おかんと寝るとかありえへん!ゲーッ!!」

とかいう日が来るのだろうか。

とりあえず、そんな憎まれ口叩かれた次の日の弁当は、仮面ライダーゴースト弁当にしてやろう。
中学であろうが高校であろうが、母にえらそうにすると痛い目に遭うことを教えてやらなければ。

でも、その日までゴーストの顔覚えてられるかな。
ほな、できれば早めのほうがええなあ。。。

サンタさん、やっぱりお願いは、いつまで息子と寝られるかを教えてくださいに変えときます(笑)
あと、息子にプレゼントの予算を伝えといてください。
よろしくです。

2015年10月7日水曜日

タコ失格

10月になりましたね。

週末はほとんど運動会ざんまいで、平日に振替の休みがあるもんだから、もう困ってしまいます。
小学校は児童会があるからいいけれど、幼稚園です、幼稚園。
月末に「来月7日はお休みです^^」とかいわれても、ママ困ります。

どうやら息子は今年もリレー選手になったっぽいのだけれど、なぜか先生がギリギリまで教えてくれない。
こっちもイマイチ信用できず、ほんまにリレーの選手なん?それは何でわかるん?先生が言うたん??って何度も聞いてしまう。
とにかく、息子の見せ場は1年に1回の運動会しかないのだから。
いつもは「走ったらあかん!!」って怒鳴られてる息子が、唯一「走れー!!」って言われる場面なのだから。
先生、そこのところよろしくお願いしますね。

以前、SPECというドラマを観たときにやたらと餃子にはまってしまって、病気かなと思うくらい毎日のように餃子を食べていたのだけれど、最近はやたらとタコ焼きにはまっています。
イワタニのガス式のタコ焼き器を買ってから、我が家のタコ焼き熱は急上昇。
(私だけのような気もするけれど……)
とりあえず週末はタコ焼き。タコ焼きを焼きながら鉄腕ダッシュを観るのがたまらなく好きなのです。
なんか日曜日って感じ。
土曜日はおもしろいテレビがないので、ちょっぴりテンションが下がります。

どうやらあの家はタコ焼きばかり食べているらしいという噂も徐々に広がり、自分自身も「タコ焼きしよーや!」とやたらと声をかけるので、タコ焼きパーティーをする回数が異常に多くなっている今日この頃。
さっきも、友達にラインで「タコパしよー」と連絡したのを今思い出した……。

そのうち、隣近所から「出入りが多すぎませんか!?」と苦情が来るかもしれないけれど、そうなったらその人もタコ焼きパーティーに参加してもらうしかないな。
最初はちょっと気まずいかもしれないけれど。タコが絆をつなげてくれるはず。

そういえば、この前旦那の友達親子が泊まりにくるいうので、「ほんならタコ焼きしよかー」言うたら、タコは差し入れでもってきてくれるとのこと。

こちらがそのタコさん↓

いや…タコはタコやねんけど、だれが丸ごと持ってこい言うた?
あまりのデカさに、家中の鍋すべてが白旗を上げ、中華鍋で茹でることに。
半分以上浸かってないし(笑)

その日のタコ焼きには足1本しか使わなかったので、残りは冷凍庫へ。
茹ですぎたのか、かたいかたいって言われたけど、地鶏みたいにえーやつは歯ごたえがあるもんやねんって言い返しておきました。
タコなんか茹でたことないし、茹で加減わからんもん(笑)

次の日は友達が枚方まで遊びに来てくれたので、久しぶりに子ども抜きでランチを。
楽しい時間を過ごしていたら、どこから聞きつけたのか、うちにタコが余っていることを知った近所の友達からメール。うちでたこ焼きパーティーをしようじゃないかとのこと。
我が家での開催を誘われるというのも変な感じだけど(笑)

というわけで2日連続タコ焼きパーティー。
しかも、材料が余ったので、その3日後の平日に子どもとひっそりとタコ焼きを焼いてしまいました。

もう、立派なタコ焼きバカです。
息子はタコが苦手なので、ウインナー入れたやつを食べてます。

運動会の弁当作りで頭がいっぱいで、どうもタコ焼き熱が下火になっていたけれど、そろそろまた焼かなくてはとこのブログを書いて思いはじめました。
今日やろかな。平日やけど。

小学校の運動会は無事に終わって、あとは地区の運動会と幼稚園の運動会。
幼稚園は最後やから、盛り上がっちゃうな、きっと。

そういえば、運動会の振替休日に、友達が娘を映画に連れていってくれました。
ヒロイン失格という、うちは絶対選ばない作品。
ちゃおを読み倒している娘にとってはすごく楽しかったらしく、帰宅後も映画の話ばかり。
息子は幼稚園だったので、映画に行ったことを聞いて「えーずるいー!!」とお怒りモード。

「でも、恋愛の話やから、観てもおもしろくないで」
と娘が言うと
「は?何??れんあい??なに??(怒)」
とまったく理解できない様子の息子が聞き返す。

「恋愛っていうのはな、こいのことやねん。こいすることやねん」
「こいって何やねん!こい?お魚の泳ぐやつのこい??」
「ちゃうわー!こいっていうのは好きになることやねん」
「は?わからん!何言うてるかわからん!!」
最後は息子逆ギレ。

息子はなんだか怒ってるけど、娘の頭のなかは映画でいっぱいなのでお構いなし。
「あー恋愛やねえ!」って一人でニヤニヤしてはった。
多分、この子も意味わかってないとみた(笑)

さてさて、10月が終われば、11月。
年末進行になるので、きっと大忙しになるはずではありますが、寝正月に向けて踏ん張りたいと思います。

とりあえず、タコを買いにいってきまーす♪