2014年10月1日水曜日

入院生活(その1)

前回のブログからいろいろありまして、今は藤井寺の病院にいます。
まずはここにたどり着いた経緯を。

造影MRIで脳脊髄液減少症(先生たちはみんな低随圧って言いますが)の疑いありとのことで、連休明け紹介状を片手に関西医大へ。座ることができない状態なので、ベンチで横になって待っていたところ、「ここでは診ることができないので、話を聞くだけになるけれどいいか?」とのこと。
ガーン、、、うそやん。また振り出しに戻るやん。。。
旦那と2人で呆然としたけれど、「ちょ、ちょっと待って下さい。今ここで放り出されたら行くところがない。どこか紹介してもらうことはできないですか??」と食い下がり、看護師さんも食い下がってくれて、違う病院を紹介してもらえそうだとのこと。
脳神経外科のベッドに案内してもらって、横になって順番待ち。
怖い先生だったらどうしよう。。。とドキドキしたけれど、とても話しやすい先生でホッとする。
やっぱり関西医大では診ることができないというお話だったけれど、「画像をみても症状を聞いても低随圧の可能性は高い。低随圧の方をいつも案内している病院があるので、紹介しましょう。奈良と藤井寺どっちがいいですか?」とのこと。
な、奈良?藤井寺…ってどこ?
横にいる旦那に聞いたら「どっちもどっちやな。同じくらい遠い」とのお返事。
「星ヶ丘の病院でも診れるというような資料を見たようなきがするのですが…」
と先生に話すと、星ヶ丘がよければ紹介状書くよとのことだったので、入院のことも考えて星ヶ丘を紹介してもらうことに。
診察室を出て、ほんまに星ヶ丘で診てもらえるのか不安になり、ネットで調べる。
…治療してないっぽい。。。やばい!!
慌てて脳神経外科に戻り、看護師さんをつかまえて、「せ、先生にやっぱり藤井寺にして下さいって言うてくださーい!!」とお願いして、藤井寺の病院宛に紹介状を書いてもらいました。
関西医大を出たのは16時すぎ。長い長い一日だった。

連日休みをとることは無理なので、旦那の都合がよい数日後に藤井寺に向かう。
待合室は患者さんでいっぱい。
問診票を書いて紹介状を渡したところ、すぐに横になれるようにベッドに案内された。
しばらくして先生が来られて、低随圧だと思うとのこと。
「ここで診てもらえるんですか??」と聞くと
「うちでよければ診させてもらいますよ」と言われ、安心して泣きそうになる。
やっと病院が見つかった。。。

その場で入院が決まり、病室へ。
いろんな人に連絡をとったり、事情を説明したりして夜になる。
友だちとやりとりしてて、「今日の夜、出るで!」と言われ、素直にお化けの夢を見る。子どもか、私は(笑)
翌朝、ストレッチャーに運ばれて病室に入ったし、個室なので周りの状況がよくわからない。
朝からドタバタ物音がするなあと思ったら、どうやら患者さんが亡くなられた様子。
そうか、私は病院にいるんだ。ここでは、みんな病気と戦ってるんだなあと改めて思う。
ショックとかではなく、自分が病人であることを再認識した。

なんで私がとか、なにがいけなかったんだろうとか、最初は何度も何度も考えた。
やりたいこといっぱいあるのに。病気治らなかったらどうしよう。
運動会も行けない、子どもにもご飯作れない、お散歩すら行けない。。。
ごめんね、ごめんねって思ってた。
けれど、入院して2週間経とうとしている今、入院当初とはずいぶん考え方が変わったように思う。


長くなったので次回に。