呆然としながらフラフラと控え室に戻ると
旦那さんがテレビ観ながらサンドイッチを食べていた。
なんという温度差(笑)
本も持ってきたんだけど、とても読む気にならず。
娘の絶食絶飲につき合って朝からなんも食べてないけど食欲もなく。
あんな小さな身体に大きな負担をかけてまですることなのだろうかと
今さらながら自問自答を繰り返す時間。
私にとってはじめての子。
産院で「1年に1人いるかいないかくらいの難産」だと医師に言われたくらい
苦しみ抜いて産んだ子だった。
出産後初めて病室に連れてこられたときの助産師の言葉は
「お母さん、どうか驚かないでくださいね」
そう言って娘を渡された時の気持ちは今でも鮮明に覚えている。
胸に大きな痣をもって産まれてきた娘。
私はほんとはずっとずっと気にしてきた。おそらく娘以上に。
サンドイッチどころじゃないのだ(笑)
今回の手術を希望したのは娘自身。決断したのは母である私。
迷いはないし後悔もないんだけど、ただいろいろ考えずにはいられなかった。